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今はどうなの? 現状がはっきりすれば、自ずとアイディアがわいてくる①

2019.06.03猪俣恭子

スターバックスでのことです。
ここのスイーツのメニューは本当に豊富。
全部美味しそうですから、目移りするばかり。
「よし、今日はこれにしよう!」と決めるまで時間がかかります。
そういう時は、もれなくスタッフの声かけが。
「こちらのケーキは本日のコーヒーにあいますよ」などのように。
しかし、その日はちょっとだけ違いました。
にこやかな笑みを浮かべ、その女性スタッフは私にこう言いました。

「いつもはどのケーキを選ぶことが多いですか?」

えーっと、いつもは・・・?
質問されれば思い出そうと考えます。
「いつもはスコーンが多いです」
言いながら、こんなことまで考えました。
(最近、スコーンが続いているよな。
 だから、今日は違うものにしようかな)
と思ったあたりで、
「いつもはスコーンなんですね。
 こちらのマフィンは今日からのメニューなんですよ。
 今日のコーヒーともよく合いますよ」
と、スタッフがアドバイスしてくれました。
「じゃあ、今日はこのマフィンにします」と答えた自分が、
あまりにも素直な気持ちだったことに、我ながら驚きました。

なるほど。
最初から「こちらのマフィンは今日からの新メニューなんですよ」と、
スタッフのアイディアから入ったわけではありませんでした。
「いつもは何を選ぶことが多いんですか?」と質問されることで、
私には瞬時に、どうするかの選択肢が生まれたのです。
これはすごいことです。
結局はスタッフのアイディアを受けた形になっていますが、
実際は、自分で選んだという自己決定感が残ります。

「いつもはどうしているんですか?」という質問。
これは相手に「現在の状況、状態」を思い起こさせる質問です。
「普段は自分はどうしているのか?」がわかってくると、
これからどうしたいかについても、
次第に明らかになってきます。

ささいなことでも、自分自身で物事が決められるようになることが、
一つ、また一つと増えていくたびに、
自分を信じられる力、自信も、
一つ、また一つと積み重ねられていきます。
これこそが、自己効力感なんですよね。
自己効力感とは、
自分がある状況において必要な行動をうまく遂行できると、
自分の可能性を認知できていることをいいます。
自己効力感が高くなれば、
行動力が高くなるのも間違いありません。

「したいことはわかったけど、
  じゃあ、今していることは何?」

現在の状態をちゃんと自分で捉えられる。
この質問の効果は、思っている以上にあります。
「どうやったら?」
「どうしたら?」
の質問ばかりで埋め尽くす前に、
「普段はどうしているの?」
「今していることは何?」
の質問も多いに使ってみましょう!

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