株式会社ストーリー アイ blog 部下育成のヒント

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選択に迷ったら、ビジョンをつかえ!(前編)

2019.03.25猪俣恭子

以前、キャリアカウンセラーの仕事をしていた時のことです。
40代前半のAさんの相談に乗っていたときのこと。
Aさんは、内定をもらった二社のうち、どちらで働いたほうがいいのか、迷いに迷っていました。

「こっちの会社は、仕事が魅力でやってみたいと思うけど、やったらハードルが高くて大変そう。それに通勤時間が片道一時間かかるし。勤務時間も長いから帰宅が遅くなりますよね。時給もそんなに高くないしなあ。まあ、今までやっていた仕事と似ていますから、何をするかは大体イメージできるんですけれどもね」

そしてもう一社のほう。
「こっちの会社は、どちらかというとおっとりした雰囲気で、働いている人数も多いから、かえって人間関係もそんなに苦労しなさそうに思いますね。でも、もっと積極的にやりたい、という気持ちをおさえないとまずいかな。何といっても家から近いのがとってもいい。時給も結構いいし。勤務時間もそんなに長くないから、自分のペースがつくれるしなあ。それに経理関係が経験できるのも、自分にとってはプラスになると思うんですよね」

Aさんは結婚してこちらに引っ越ししてから日が浅く、しかもご主人は全国転勤の仕事で、それも迷うことの理由のひとつでした。
左右に並んだ二枚の求人票を見比べながら、かれこれ一時間近く、ああでもない、こうでもないと話し続けます。

どちらで働くことがAさんにとってよいのだろう?
もしも私が友人だったら、きっとこうアドバイスするはずです。
「おっとりした雰囲気の会社にしてみれば? ご主人の転勤を考えると、長く働けるわけでもないし、今は新しい生活に慣れるためにも、仕事のほうにはあまり気を遣わない環境のほうがいいんじゃない?」と。

しかし、どんなに煮詰まっているとはいえ、キャリアカウンセラーがこう言ったからこっちを選んだという決断ではなく、自分が考えた末、こちらを選んだという自己決定感を持ってもらいたいもの。
でなければ、どちらを選んだところで、「これでよかったのだろうか。あっちを選んでいたらどうなっていただろう?」と迷いが生じてしまうものです。

はたと思い出しました。
そういえば、初回の面談でAさんが将来どんな生活をしたいのかを話していたことを。
そこでこんな質問をしてみました。(次回に続く)

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