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「未来」にも影響を残せる人(後編)

2019.03.07猪俣恭子

(前編からの続きです)

見かねて休憩時間に声をかけました。
すると、「本部の方針が変わり、現場にあおりがあって・・・」、
とAさんはしんみり話され、前回のような元気がありません。
顔色もこころなしか、あまりよくないように感じました。

その年の年末、名刺の整理をしている折、
そのようなAさんのことがどうしても気になり、
Aさんの勤務先に年賀状を送ったのでした。

年が明けてのことです。
それは突然のことでした。
Aさんの部下という方からメールが届いたのです。
それはAさんがコーチング研修でお世話にりました・・・
というお礼の言葉から始まっていました。
しかし、次の文章を読んであまりのことに驚きました。
昨年の秋に、Aさんが病で亡くなったとあったのです。
続いて、そのメールにはこうありました。

Aさんがコーチング研修で学んだことについて、
よく話題にしていたこと。
机の上には、研修で書いたカードが貼ってあったこと。
そこには、
 どんな上司になりたいか
 そのためにこれから始めること、
 変えること、
 やめること
が書いてあったこと。
メールの最後は、次の言葉で締めくくられていました。

  太陽のように明るいAさんは、
  私たちは慕い、信頼していました。
  Aさんの「思い」を
  今度は残った自分たちが育てていきます。

Aさんのご冥福を祈り、静かにメールをとじました。

Aさんが職場で今までしてきたことや思いは、
本人が亡くなってからも、こうして周りの人たちがつなげていこうとしている。
これこそAさんの人として影響力であり、
真のリーダーシップなのだとしみじみと感じ入りました。

「この人と一緒にやりたい」
果たして、今の自分は周りの人たちから、
どれくらいそう思われているでしょうか?
周りの人たちは、自分という人から、
未来に向けて何かをつなげていきたいと、
どれくらい思っているでしょうか。

今の自分の「生きざま」は、
一体「未来」にどのような影響を残せるものになっているでしょうか。

上司、リーダーになった時に、
このことを常に意識しつつ、振る舞うことが求められていると思います。
人としての影響力。
「自分と一緒にやりたい」。
相手から、周囲からそう思われる人になりたいものです。

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