株式会社ストーリー アイ blog 部下育成のヒント

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上司、リーダーとしてのあり方
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自分が変わらなければ、何も変わらない(前編)

2019.02.12猪俣恭子

印刷会社にいたときの私は、
後継者として会社のリーダーでありたいと強く思っていました。
21世紀に生き残る会社になりたい、
お客様から選ばれる会社になりたい。

しかしそんな晴れ晴れとした思いとは裏腹に、
実際の日々は不平不満ばかりで、
いつもいらいらしていました。

年配の営業担当者には、
「今までうちがやっていた仕事を
 お客様が他社にお願いするようになったって、
 そのままのこのこ帰ってきてどうするんですか?
 理由をちゃんと聞いてきてくださいよ。
 御用聞きの営業じゃ、これからやっていけませんよ」

ベテラン技術職には
「〇〇さんのところが最終チェックになるんですから、
 印刷物に汚れがあったらちゃんと取り除いてください。
 一枚ぐらい、いいやとは思わないで。
 ほら、ここ、汚れているじゃないですか。
 どこ見てるんですか。」

若手スタッフには
「ここはこうやってって言ったよね?
 なんで間違ってるの?
 見直しちゃんとしてるの?」

そんな社員の常套句は、こうです。
「昔はよかったわよねぇ。いい時代だったわよねぇ。
 見積もりでたたかれることもなかったし。
 うちの会社にお願いってお客様からお声がかかってきたものねぇ」

でも、それは昔のことでしょう。
どうしてうちの社員は、
今ある環境で最大限できることを考えないんだろう?
私の口調や接し方は日ごとに厳しくなるばかり。

若手スタッフの中には、
私が注意している途中、泣き出してしまう人もいましたし、
会社を飛び出していってしまう人もいたくらいでした。

実はその一方で、
社内で孤立している自分を何気に感じていたのです。
みんなが楽しそうに話をしている輪に、
私が加わると空気がちょっとひんやりした感じになったり、
相手が緊張する様子も感じられました。
それに、若手スタッフが定着しないことも気になっていました。
1年~2年で「向いていないので」と辞めていってしまう。
もしかしてそれは表面的な理由で、
本当の原因は私じゃなかろうか?

本当は大らかな自分でいたいのに、
どうしてこうも威圧的な態度をとってしまうんだろう?
悶々としていた日々が随分続きました。

そんな時、あるメルマガに目が釘付けになりました。
そこには、こう書いてありました。

  人は、自己認識が低いと、
  不安から相手をコントロールしようとすることがあります。

そしてその後に続く文章に、
長年探していた答えがありました。

  たとえば、部下に対して威圧的になりがちな上司は・・・

(後半に続く)

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