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相手がどんな人なのかなんて、わからない

2017.12.23猪俣恭子

 人は十人十色。
 人によってやり方も様々。
 だから相手のやり方を尊重した関わり方をしましょう。
なーんて聞こえはいいが、
で、実際にどうやるの? だろう。

例えば?

物事を始めるときには、
詳細な計画を立ててから行動するような、
慎重に物事を進めるような人には・・・?

こんなアプローチはどうだろう。

計画は計画どおりにいかないもの、という前提で、
できなかった時の言い訳となりそうなことを前もって予測してもらい、
それを盛り込んだ計画を作成したうえで実際にやってもらう。

じゃあ、反対にこういう人は?

やろうと決めたらすぐやりたい人。
例えば、リスクを考える時間がもったいないとか、
何が起こるかわからないからまずやってみたいというタイプの人。

大方、こういう人は計画を立てるのが苦手で、
細かい計画をみるだけでも窮屈さを感じる場合が多い。
そういう人には、行動が起きたときにストレートにほめるようにすると、
次の行動をさらに自ら起こせるようになっていくことが多い。

私は「思い立ったら吉日」のように、
「これをやる!」と決めたら「即行動したい」ほうだ。
それでも想定されるリスクは、明確でなくても、
棚卸していたいタイプでもある。
そんな私が計画を全く立てないで走り出す人を見ると、
心に危険信号がともってしまう。
あぶなっかしいと感じ、つい言ってしまう。
「もっとよく考えたほうがいいんじゃないの?」と。
実は、かつてそう関わって相手が委縮してしまったことがあった。
結果として、
相手は私の顔色をうかがいながら行動するようになってしまった。
そんな苦い経験がある。

何が吉とでるかはわからない。
しかし、
「あなたはこういう傾向の人で、
 今まではこういうやり方で上手くいってきたのだろうけど、
 こんなやり方もあるよ。
 取り入れてみる価値はある?
 ちょっと一緒に検討してみない? 
 それでどんなやり方にするか決めようよ」
こんなふうに一緒にやり方を決めていくのが、
今の私のベストの答。

人は十人十色。
相手がどんな人なのかわからないから、
じーっと観察して終わってしまう、なんてことのないように。
相手がどんな人なのかわからないが、
相手も自分がどんな人なのかわからないのだから。
わからないものを一人ではっきりさせようとしても、詮無き事。
一緒にクリアにしていこう、そんな気楽さが人間関係には結構大切。

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