株式会社ストーリー アイ blog 部下育成のヒント

お問い合わせはこちら

コーチングスキル
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

わたしが部下育成よりも優先していることは、何?

2017.12.15猪俣恭子

後輩の面倒をみるのは、学生の頃から好きだった。
大学の時は、サークルの後輩の相談を好んで受けていた記憶がある。
後輩がこのサークルに入ってよかった、
サークル活動が楽しいとやりがいを感じてもらえるよう、
気を配ることそのものが楽しかった。

社会人になってもそれは続いた。
社会人のスタートは銀行員だったが、
入行二年目ともなると、新人が入社してくる。
自分が新人の時の時の体験をもとに、
こんなふうに仕事を説明するとわかりやすいだろうと、
他の指導係の人よりも説明時間を費やしていた。
「わかりやすい」と新人に言ってもらえると、
とても嬉しかったのを覚えている。

家業の印刷会社ででもそうだった。
新人だろうが、中途社員だろうが、
自分が既にできていることを相手ができるように、
教えることは仕事のなかで一番楽しかった。

私にとって「育成する」というのは、
何にもまして優先していることだったのだ。
相手が慣れない時は、確かに指導に時間がかかる。
しかし、このように教えれば、
ひとり立ちも早くなるし、
一人前に早くなるはずだ、
会社の戦力として成長する、
結果として、会社のためになる。
そう確信していた。

もちろん、もろもろの理由で辞められた方もいたが、
何名かは確実に私の右腕にまで成長した。
若手ながら、リーダーとして要の存在になった。

「人の育成が好き」な私だが、そうはいっても、
世の管理職の「部下育成、ああ面倒くさい」の声にも共感できる。
何せ、自分自身の時間が少なくなる。
仕事量は二倍になる。
自分のことも精一杯なのに、
相手の面倒まで見なきゃいけないなんて、「ああ面倒」。
その気持ち、よくわかる。

しかし、そのような同じ条件であっても、
「この人のもとでは、人が育つ」と言われる人と、
「この人のもとでは、人が辞める」と言われる人がいる。
一体、この両者は何が違うのだろうか。

それは、後者は部下育成よりも、
優先していることが他にあるからだ。
前者は、部下育成をその瞬間、何にもまして優先している。
その違いだけだろう。

管理職の仕事は、部下育成もある。
頭ではわかっていながら、結果が伴わないのであれば、
自分に質問してみよう。
  
 わたしが部下育成よりも、
 優先していることは何だろう?

自分自身のことだろう。
しかし、いつも、常に、絶対、部下育成を優先しなくても構わないのだ。
この瞬間、もしくは、この15分間、10分、5分は、
部下を自分よりも優先してみる。
それくらいの気持ちでいいのではないか。
部下育成を深刻にとらえすぎずに。
気持ちを楽に、軽やかに。

・・・・・・・・・・・・

◆コーチング「実践! リーダーシップトレーニング」のご案内
あなたらしいリーダーシップを見つけ、
発揮できるようになる、
3ヶ月間全9回のマンツーマントレーニングです。
部下やメンバーのやる気はどうしたら育つのか、
どうしたら目標達成に向けて行動がおきるのか、続くのか。
その答えが見つかる三ヶ月間になるでしょう。
コーチ、つけてみませんか?
詳細はこちらをどうぞ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加