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新しさをうみだすために、一番大事なものを捨てるとしたら、何?

2017.11.22猪俣恭子

元日産、GTRというスポーツカーの開発リーダーだった水野和敏さんが、
次のように言っていた。

  タグホイヤーが時計の世界で後発ながら、
  トップブランドになれたのは、
  世界で一番大きく重い時計を作ったからです。
  Steve Jobsは、
  コンピューターにとって一番大事なキーボードを捨てて、
  iPadを作りました。
  お掃除ロボットも普通の掃除機は、
  みんな吸引力とアタッチメントの機能を争っている中、
  その大事なものを捨てたからできました。

  一番大事なものを捨てたら新しいものができると
  エンジニアはこれをよく覚えておく必要があります。
  GTRはスーパーカーのデザインはスーパーカーらしさを捨てました。
  
  本当の本物を作る時、
  何が大事かというと「捨てる」ことなんです。

  今まであったものを捨てるのは、とても勇気が要ります。
  でも捨てなければ、新しいことはできません。
  だから捨ててから結果が出るまでは作り手には、
  とてつもない恐怖が襲ってきます。

エンジニアの世界だけではない。
生きるうえで全てに共通している考え方ではないか。
どんな仕事をしていても、
対象が「人」であれ、「モノ」であれ、
共通して活きる考え方ではないか。

新しさを生み出すために、
一番大事なものを捨てるとしたら、
あなたにとってそれは何だろう?

問うたび、
優先したいことが自ずとはっきりしてくるだろう。
決済するスピードも早くなろう。
外野の声も以前より気にならなくなるに違いない。

一番大事なもの、というのは、
「当然」という固定観念かもしれない。
「思い込み」かもしれない。
ずっと貼りっぱなしの「レッテル」かもしれない。
「あきらめている」ものかもしれない。
何かから「守っている」ものかもしれない。

捨てる。
物事の枠を越える、というのは、
その取り組みから生まれ出るもの。

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