株式会社ストーリー アイ blog 部下育成のヒント

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リーダーシップ,上司、リーダーとしてのあり方
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もう少し早くって、何時に来てほしいの?

2017.10.25猪俣恭子

管理職にある友人。
管理職ならではの悩みといえば、
期待どおりに動かない部下のことだ。
何度同じことを指示しても、
同じような注意をされる結果になるらしい。
じれったくなるね、と共感した。

が、あることに気づいた。
その友人と話していると、
私が話しの内容を確認なすることが度々あるのだ。
「え? 誰が? Aさんが言ったの? それともBさん?」
本人の中では物語は成立しているのだろうが、
文章に主語が抜けている故、
話しの展開がわからなくなることがあるのだ。

もしかして・・。
部下が指示どおりに動かないというのは、
友人の指示内容がそもそも伝わりずらいのではないか?

「どんなふうに部下に指示しているの?」
「朝はもう少し早く来てもらえると助かるな、とか」

なるほど。やっぱり。
「その指示だと伝わらないよ。
 もう少し早くって、何時に来てほしいの?」
「始業開始時刻10分前かな」
「だったら、時間ではっきり伝えないとわからないんじゃないの?」
「ああ、そうか・・・」

そうなのだ。
相手がこちらの思い通りの行動をとっていない時は、
不愉快に思う前に、次のことを振り返ろう。
相手にこちらの意図が伝わっていながら、その行動なのか。
それとも、そもそも伝わっていないのか。
後者であるなら、手のうちようはある。
手のうちようの一つが、あいまいな表現ではなく、
はっきりした表現で伝えること。

 早めに、積極的に、思いやりをもって、
 リーダーらしく、頑張って、先をよんで、全体をみて、
 きちんと、サポートして、意識して・・・

云々かんぬん、これらのように言われても、
何をどうすればいいのか、相手によって解釈は様々になってしまう。
こちら側としては、
そのあたりは察してほしいと思うだろう。
しかし、そう思うとしたら、どうしてそう思うだろうか?
具体的に言うことがそもそも面倒だから、省略したい?
具体的に言うことで、細かい人と思われるのを避けたい?
具体的に言うことで、何かを明るみにさせることを怖れている?

今の困ったと思う状況をつくっている要因が
自分にもあるとしたら、それは何?
自分にもあるとしたら、
それはどうにでも変えられる。

あいまいな表現で、物事をあいまいにしていないか。
そんな些細なところが、実はすごく大事。

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