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コーチングスキル
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コーチングについて語ろう(3)~コーチって質問する人?

2016.02.23猪俣恭子

「コーチは質問する人よ」
そう言っている人がいた。
「どのようにコーチングしているの?」と聞いてみたら、
「なぜそうしたいの? いつやるの? 誰と一緒にやるの? どのようにやるの?」
と質問している、と。

なるほど。
相手が「やる」と言ったことが、ちゃんと「やれる」ようにしているらしい。
しかしなあ。
その質問は、どうも詰問っぽい。
声のトーンからして、追いつめているようにも感じる。

コーチングとは、コーチが質問をして、
クライアントに新しい視点を与え、気づきを引き出すもの、と捉えているならば、
それは相当「苦しい」会話になる。
それに、「与え」「引き出す」というくだり、
その主語はコーチだろうか? それともクライアントだろうか?
コーチだ。
それでは、コーチングではない。
コーチングにおいては、主体はクライアントなのだから。

だから、次のような表現のほうがよい。
コーチングとは、クライアントが新しい視点が持てるようになり、
自由に考え話しながら、気づきが起きるように、
コーチとクライアントがともに協力しながら会話を創っていくもの、と。

質問というのは、
アイディアが生まれ、さらに発展していくためのもの。

大体、質問して気づきや考えを引き出すのがコーチングなんて捉えていると、
質問することが目的の会話になってしまう。
そうすると、コーチが質問する、クライアントが答える、
また、コーチが質問する、クライアントが答える・・・・
これが延々と続き、それじゃあ、質疑応答だ。
質疑応答から、どれだけ自由で創造的なアイディアが生まれるだろうか?
うーん、生まれないだろうなぁ。

効果的な質問、という言葉もあるが、
効果的な質問、なんていうのは存在しない。
質問するタイミング、前後の話の流れ、
そしてお互いの人間関係の影響を受けながら、
結果として、その質問がクライアントにとって効果的なものになった、
という結果論でしかない。
と思っている。

といっても、コーチは、質問をそれはそれはたくさん備えている。
例えば?
 ビジョンを描くための質問
 タイムマネジメントができるようになるための質問
 チームビルディングのための質問
 ストレスと上手につきあえるようになるために質問
 リーダーのための質問
 マネジメントのための質問
 現状がよりはっきりするための質問
 行動がデザインできるようになるための質問
 学びが促進するための質問
などなど。
クライアントが前進する会話になるように、
多くの質問を備えても、
実際にコーチングの会話で使うのは、一つか二つ。

しかし・・・、書きながら思い出した。
「猪俣さん、質問が多いわよ! 
 質問しないで相手が話せるようにして!」
大先輩コーチからのフィードバックを。(笑)

・・・・・・・・・

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