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コーチングスキル
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コーチングについて語ろう(2)~コーチングの会話はクリエィティブ

2016.02.20猪俣恭子

コーチングの会話が好きだ。
その会話は、コーチとクライアントのうち、
どちらが話し手、どちらが聞き手、という一方向的なものではない。
お互いが話し手であり、聞き手である。
その会話には、辿り着きたいゴールがある。
ゴールに着いたときの絵(ビジョン)が描けるように、
クライアントは自由に話し、
自由に話すからこそ、アイディアが生まれ、
そのアイディアはさらに広がり、
アイディアを実現するためのアイディアさえも、その会話から生まれる。
このプロセスは、クリエィティブそのものだ。

こういう会話は、コーチが一人で頑張って創るものではない。
クライアントとコーチがともに協働して創り上げるもの。
だから、クライアントとコーチはパートナー同士。

コーチは、
クライアントに気づきがあるように、
捉え方の視点が増えるように、
行動の選択肢が増えるように、
行動が起こるように、コーチする。
聞き、質問し、承認し、フィードバックをし、
提案やリクエストをする。
前後の会話の流れを見ながら、
タイミングを見はからって、
意図を持ちながら、これらのスキルを使う。

コーチングの会話には目的がある。
だから、面白い。
クライアントはコーチングを受けながら、多くを学ぶ。
自分のことがよりわかり、確信が持てるようになる。
今までよりも、俯瞰し客観的に状況が見られるようになるから、
感情と上手につきあえるようになる。
周囲の人の助けを借りられるようになり、
周囲の人をより理解し、協力できるようになるから、
信頼されるようになる。
自分の考えや行動に、潔く責任が持てるようになる。
だから、自信がつく
それだけの「クリエィティブ」なものが生み出される会話なのだ。
コーチングというのは。

コーチはクライアントの100%味方、
という表現も耳にするが、適切でないと私は思う。
味方とか、敵とか、二つに一つの関係ではない。
コーチはクライアントの味方、と捉えていると、
おそらくコーチは次のようになっていくと思う。
クライアントを承認することが多くなり、
クライアントの話を聞くだけの人になる。
クライアントを励ましたり、
コーチが自分の体験やアドバイスを頻繁に話すようになる。
味方、という立ち位置が強くなると、
クライアントはコーチに次第に頼るようになるだろう。
それでは、クライアント本来が持っている主体性が埃を被ってしまう。

コーチとクライアントは、
クリエィティブな会話を創るパートナー同士。
コーチというのは、
クライアントの思い、考え、
これらビジョンを鮮明に描くプロなのである。

と、今日はこのあたりまで。
次回は、コーチングやコーチをどのように定義すると、
何が起きてしまうのか、について触れてみたい。

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