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リーダーシップ
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相手を注意するときの気遣いって?

2016.02.13猪俣恭子

かつて銀行で働いていた時は、女性の先輩たちから多くを学んだ。
今でもふと思い出す出来事がある。
それは、O先輩が私にしてくれた気遣いだ。

あれは、新入行員で融資の仕事をしていた時のこと。
お客様に取り急ぎ連絡せねばならないことがあった。
内容は、融資の契約の時に、ある書類を忘れずにお持ちいただきたい、というものだったように記憶している。
お客様の自宅に電話をしたが、誰も出られず。
仕方なく勤務先に電話をするも、ご本人は外出中。
折り返し電話をくださるようにお願いをして電話をきった。

さて、昼休みに食堂で休憩していたところ、職場から内線で連絡が入った。
融資課の先輩、Oさんからだ。

「食事中にすみません。あの・・・」
O先輩は、なぜか小声。
どうやら周りに聞こえないようにしている様子。
「さっき福田さん(私の旧姓)が連絡されたお客様から電話がありました。
 職場には連絡しないでくださいって言っていました」

あっ、しまった・・・。
恥ずかしさで顔が赤くなった。
しかし、O先輩の気遣いが嬉しかった。
さすがだな、と思った。
上司や他の先輩たちに気づかれないように、配慮してくださったのだ。
昼休みは一日で一番人が少なくなる時。
そのようなタイミングを見計らって、そっと知らせてくれたのだろう。
私に恥をかかせないように。

逆に、私が先輩の立場だったらどうだろう?
お客様の勤務先に電話をするなんて、お客様の立場も考えないで…!
いち早く注意することばかりに気がいってしまいそうだ。

気遣い。
それは、何もお客様に対してのものばかりではない。
一緒に働く相手にも大切なもの。
こちらが注意する立場であればなおさらだ。
決して恥をかかせない。
相手のプライドを尊重する。
それが難しいように感じてしまう時は、
O先輩がしてくれたことを思い出すようにしている。
そうすると、何をどうすればいいか、
おのずと答えが見えてくる。

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