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コーチングスキル
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相づち、侮れがたし

2016.02.03猪俣恭子

コーチングのコーチという仕事をしている。
となれば、「コミュニケーションのプロですね」と見られる。
「相手が話しているうちに自分のアイディアに気づき、
 さらに発展できるようなアイディアをも見つけ、
 具体的なものにしていけるような対話が創れる」プロとでもいおうか。

こういうことをしている私の課題はといえば、
いたってシンプルだ。
質問のスキル?
フィードバックのスキル?
それとも、言語情報以外のところまで聞きとれるスキル?
多々あるが、私の課題は、本当にシンプル。

それは、相づちだ。

お恥ずかしい話、いまだに次のようなフィードバックをもらう。
「相手が話しているのに、相づちが被っている」
それはまずいと、意識すると今度は、
「相づちが聞こえなくて、冷たい感じがする」
となる。(苦笑)
さらに、
「相づちのトーンが軽くて、上の空で聞いている感じがする」
ここまでくると、はぁ・・・とため息だ。

しかし、私には目指している相づちがある。
2004年に初めてコーチングを受けた時のコーチ、
Kさんの相づちだ。
それは、なんと言おうか、
「うん」「はい」「ええ」という単独で終わっている感じがしないのだ。
もちろんひとつひとつの音は単独だが、
それが集合体となって、まるでメロディがそよそよと流れているような・・・。
そう、さながら伴奏のような感じだ。
相づちの伴奏にのって、
私が話す言葉が主旋律になっていくような。
トーン、タイミング、リズム、大きさ、音の長さ、深さ。
なるほど、プロのコーチというのは、
こういうところが違うのかと驚いたものだ。

相づちはほんとうに正直だ。
純粋に相手の話に興味が持てている時は、
無意識に良い相づちが打てている。
そうすると、相手は目をきらきらと輝かせて、
表情も豊かにのびやかに語ってくれる。
でも、私がちょっとでも頭の中で批評モードになったりすると、
相づちが乱れてしまう。
だから、とても意識する。
相手がじっくり考えている時は、スピードを落として、
ゆっくりしたスピードで相づちし、
相手が次から次へと言葉があふれている時は、小刻みにリズムをとるようにして、
相手が考えた末に決意した時は、重みと余韻を残すようにして。

相手が話す言葉と言葉の「間」に、
もっとも適切な「相づち」を添える。

思わず話したくなってしまう。
そんな相づちが、いつでもどこでもできるように。
一人練習をこそこそしている私なのである。

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