株式会社ストーリー アイ blog 部下育成のヒント

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上司、リーダーとしてのあり方
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コミュニケーションは、いつでも、いつからでも、やり直せる

2016.02.01猪俣恭子

研修で自己紹介をするときには、
コーチングを学ぶきっかけとなったエピソードを語っている。

大方、次のような内容だ。

  銀行で働いたのち、家業の印刷会社で後継者という立場で働きました。
  銀行の社風とは全く違って戸惑いました。
  なかなか馴染めず、人間関係で相当苦労しました。
  自分のリーダーシップってどうなんだろう?
  どこを改善したほうがいいのだろう?
  一人で考えていてもわかりません。
  そこで、思い切って女性の若手社員に訊いてみました。
  彼女はこう言いました。
  『じゃあ言わせてもらいます。
   猪俣さんのやっていることや言っていることは正しいです。
   でも、もっと私たちの話を聞いてくれてもいいですよね』
  ショックでした。
  でも、大切なことを学びました。
  人は正論だけでは決して動かない、ということを」

自己紹介は、その後私がコーチングを学んでから、
どのような成果があったのかを語り、いつもはそこで終了。

が、どういうわけか、その日は話しを続けた。

  コミュニケーションは“生もの”です。
  いい関係だなと思っても、
  数分後には、何かのきっかけで悪くなることもあります。
  でも、そこからまたやり直せばいいんです。
  コミュニケーションはいつでも、いつからでもやり直せる、
  そう信じている人が、結果として周りの人と上手くやれるんです。

その日のアンケートに、
一言、こう書いてくださった方がいた。
「コミュニケーションはやり直せる!」と。
走り書きだったが、筆跡が力強かった。
その方は、これからの行動がきっと変わるに違いない。
遠慮していた声かけも、自分からするようになるかもしれない。
迷惑かけるかもと思っていたお願いも、小さな声で言えるようになるかもしれない。
嫌われたくないからと断れなかったことも、
どきどきしながら「すみません」と断れるようになるかもしれない。
注意できるようにもなるかもしれない。
叱ることだってできるかもしれない。

相手のことを十分配慮している人であればあるほど、
自分が思う以上に楽観的になってしまって構わない。
コミュニケーションは、いつでも、どこからでも、やり直せるから。
必ず。

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