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車が運転できるようなったワケ②~感動するばかりの義弟の承認

2016.01.20猪俣恭子

1月14日投稿の、
『車が運転できるようなったワケ①~気持ちを軽くさせよう』の続きだ。

なんといっても、
運転ができるようになったのは、
義理の弟、H君のおかげである。
前回にも紹介したとおりだが、
彼はとにかく承認が上手い!

承認とは、
相手の存在に気づいていることを伝える、というもの。
相手をよくよく観察して、
できているところや変化成長したところや、
本人が努力しているところを
事実として伝えることでもある。

義弟は口数は多くないほう。
お世辞を言ってほめたり、
おだてるとは全く真逆の人だ。

かれこれ18年近く前になるが、
当時は義理の母の体調がすこぶる悪く、
猪俣の実家に泊まり込んでいた。
ある日の早朝、義弟を駅まで送るべく車をだしたことがある。
当時の私は道路で走ることに、まだまだ慣れていない状態。
「じゃあ、恭子さんに駅まで送ってもらおうかな」
H君の言葉にどきっとしつつ、
「練習だね」と腹をくくってハンドルを握った。

エンジンをかけ、アクセルを踏む。
加速し、交差点近くでは減速、
緩やかに右折、左折を繰り返し、
時折車線変更をしつつ、駅に向かう。

「恭子さん、運転が上手くなりましたね」
「そんなに日がたっていないのに、ここまで上手くなるなんて、
 すごいなあ」
「随分慣れましたね」
「ここまで運転できれば、
 母を病院まで連れていくのを安心してお願いできます」
決して口先ではない、
心から感じ入っている彼の言葉。
それを運転しながら聞いていて、かなり照れた。
しかし、「よし、このままいけば大丈夫」と、
運転への恐怖や不安がすーっと和らいだのを、
昨日のことのように覚えている。

とはいえ、道幅が狭いところや駐車場や車庫入れで、
こすったり、ぶつけたりというのは、その後何回かあった。
それでも、落ち込みすぎることはなかった。
あの時のH君のあの承認の言葉があったからこそ、
へこたれずに運転し続けられた。

繰り返して言う。
H君は、決してお世辞で言っていたわけではない。
私をおだてていたわけでもない。
本当に「大したものだなぁ」と感じたことを、
感じたまま伝えてくれただけ。

ということは、承認できる人というのは、
一つに、相手が以前と比べ変化成長したところを
よくよく観察している人だ。
もう一つは、人の変化成長に対して、
感動できる心を持っている人とも言える。

この「感動できる心」がどれくらいなのか・・・。
ここが、もっとも重要ではないか。

今から18年も前のことなのに、
いまだにこんなに印象が残っているなんて。
思い出すだけで心が温かくなってくる。
H君への感謝の気持ちも湧いてくる。

相手の変化成長に力強く関われるような承認ができる人。
モデルの一人は、間違いなくH君なのである。

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