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『女性のためのリーダーシップ術』裏話,教え方
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車が運転できるようなったワケ①~気持ちを軽くさせよう

2016.01.14猪俣恭子

拙著『女性のためのリーダーシップ術』の23ページにも書いたように、
私は完全無欠のペーパードライバーだった。
それがのっぴきならない状況になり、
教習所に通うはめになった。
その時の教官があることを言ってくれて、
「私は運転ができない人」という思い込みから目がさめた・・
というくだりは拙著で紹介したとおり。

しかし、その後もストーリーはある。
車が運転できるようになったのには、
あのエピソードがあったからだ、
そう実感できるものがある。
それを三回にわたってお伝えしよう。

今日のキーワードは、「気持ちを軽くさせる」だ。

さて、当時の話に戻る。
ヴィッツが納車になり、
戦々恐々している私に、
猪俣兄弟が「運転を練習しよう」と言い出した。
それは猪俣の実家で、夜のことだ。
そもそも車購入の理由は、猪俣の母の通院のため。
母はくも膜下出血という大きな病気から、
なんとか助かり退院してまだ間もなかった。
私の役割は重大だったのだ。
「恭子さんの運転で明日から病院に行くんだからね。
 恭子さんの運転に慣れよう」
と夫が母に提案し、
母と夫と義理の弟も一緒に乗り合わせ、
夜の運転練習となった。

暗い住宅街の中。
歩いている人は一人もいない。
スピードは時速20kもないくらいだったと思う。
おそるおそる走らせる。
…と、左方向から突然自転車がひょいと飛び出した!
焦ってブレーキをかける。
シートベルトをしながらも、
助手席に乗っていた母の上半身が前後に揺れた。
まずい! ひやっとした。
夫と義弟はどう感じただろう。
やっぱり、私に任せるのは危ないって思ったんじゃないか。
落ち込んだ。

と、間髪いれず、義弟が言った。
「大丈夫、大丈夫。
 これくらいゆっくりのスピードだったら、
 仮にぶつかっても大事には至らないから。
 大丈夫。ゆっくり走っていればいいんですよ」
なんとも力強く、明るい声!
助手席の母も、義弟のその声を聴いて、
「うんうん」とうなずいてくれた。
とにかく走らなきゃ。
気を取り直して、またそろりそろりとアクセルを踏む。
義弟に感謝した。

今振り返ってみれば、
あのシーンはターニングポイントだった。
もしもあの時に、猪俣兄弟が、
「そんなびっくりしなくてもいいから。
 落ち着いて」
「信号がない交差点は右左をちゃんと見て」
なんて指導よろしく言っていたら、
私はずーっとびくつきっぱなしだった。
やっぱり車は怖いモノ、
というイメージを抱えながら運転していたと思う。
そのままだったらどうなっていただろう?
道路に出ても、
周囲の車のペースと合わせられない運転をしていたのじゃないか。
車線変更やら追い越しにしても、思い切りが出なくて、
かえって危なっかしい運転をしていたのではないかと思う。

最初からスムーズにいくことなんてない。
だから、やり始めは失敗することだらけ。
その時に、「気持ちを軽くして」あげる。
そして、行動が続くようにしてあげる。
その効果たるもの、なんて大きいことか。

大丈夫、大丈夫。その調子!
私も心がけたいことだ。

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