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強み探究(10)~どのような考え方や行動? 観察、観察

2015.10.26猪俣恭子

人の強みを知るツールは、世間にいくつかある。
例えば、コーチエィの「タイプ分け」。
自己の行動パターンやコミュニケーションの傾向を知るものだが、
それは「強み」としても捉えられる。
また、ストレングスファインダーというのもある。
Webサイト上で177個の質問に答えていくことで、
自分の強みを知ることができるものだ。
また、「エニアグラム診断」というのも興味深い。

相手がどのような強みを持っているか、
どんな人かを端的に知るには、非常に便利なツールだ。
しかし、相手をあなた自身の目で見て感じとることを
端折ってはならない。
多忙な業務の中で、
いち早く「相手がどういう人か」答えを急ぐ気持ちもわかる。
しかし、急がばまわれ、なのだ。

相手がどんな場面で、どのような考え方や行動をとっているのか。
なるべく評価を加えずに観察し、思い返す。
このプロセスは、思っている以上に自分の助けとなる。

このプロセスをたどるからこそ、
無意識にしていた相手への「色眼鏡」が外せる。
あなたが「いい」「悪い」という評価者のスタンスでないことは、
相手に伝わる。
だから、相手はあなたと一緒にいると働きやすいし、
リラックスして仕事ができると感じるようになる。
あなたが自分に関心を持っていることがわかるから、
職場で自分の居場所あることも、相手は実感できるようになる。
結果、自信が持てて意見が言えるようになる。
しかも、わかりやすく話せるようになる。

このようなことが、起きてくるはずだ。

今のあなたが、「強みを見つけたいと思う人」は誰だろう?
その人の具体的な特徴を書きだしてみよう。

例えばこのように。

  名前/ Aさん   場面/定例会議
  会議中はメモをとらない。
  メンバーの発言を聞いている時は、
  ちらちらと視線が小刻みに動いている。
  発言するときは、今まででたアイディアを承認してから、
  「でも、もし、こういうケースだったとしたら・・・」と、
  それまで議題や話題にあがらなかった視点から、検討を促す発言が多い。

「評価を加えずに」というところがポイントだ。
人は「自分の解釈の世界」から、相手を見てしまうからだ。
解釈の世界? 例えばこのように。

 会議中はメモをとらない
   → 書記が記録しているからいいや、と思っているのだろう。
     手を抜いている!
 ちらちらと視線が小刻みに動いている
   → 聞きながら、検討余地やつっこみどころを探しているのだろう。
     人の話をちゃんと聞いていない。
 今まででたアイディアを承認してから
   → 一応、他の人の発言を「受け入れる」ボースをとっているだけだ。
 それまで議題や話題にあがらなかった視点から検討を促す発言
   → まるで重箱の隅をつついているのと同じ。
     そのせいで会議の進み具合が遅くなる。

随分Aさんに「ネガティブ」な印象を持っていることに気付く。
しかし、次のような「解釈」をしたらどうだろう。

 会議中はメモをとらない
   → 書記がちゃんとメモをとっているのはわかっているから、
     メンバーの話に集中しているのだろう。
     もしかしたら、学習スタイルが視覚と聴覚が優位で、
     言語感覚は低いのかもしれない。
 ちらちらと視線が小刻みに動いている
   → メンバーの提案がよりよい結果になるよう、
     検討したほうがいいところがないか、考えているのだろう。
 今まででたアイディアを承認してから
   → Aさんは真っ向から反対したり否定しているわけじゃない。
 それまで議題や話題にあがらなかった視点から検討を促す発言
   → やってから「あの時に考えておけばよかった」と後悔することがないように、
     提案してくれているんじゃないか。

振り返ると、起きた事実の解釈や評価で、
相手を「こういう人」と決めつけていたことが
いかにあったことか。

相手がどんな場面で、
どのような考え方や行動をとっているのか、
なるべく評価を加えずに観察し、思い返す。
相手の具体的な特徴を書きだす。
まずは、事実で捉える。

やってみる価値は多いにある。
目的は、相手の強みを発見するため。
やってみよう!
そして、相手の強みをキャッチしよう。

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