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リーダーシップ
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リーダーの感情が、組織の課題解決力に影響する

2015.08.02猪俣恭子

 組織の課題解決力は、
 その組織のリーダーの感情に影響を受けている

先日、コーチングのテキストを読みなおしていましたら、
こんな言葉が目に入り、どきっとしました。
あなたは、どれくらい自分の感情と上手につきあっていますか?

そういえば、過去にこんなことがありました。
その時の職場のリーダーは、ぼやきが多い方でした。
「なぜあの人は、会議でああいうことを言うんだろう?」
「周りが忙しそうにしているのに、なぜあの人は手伝わないで自分の仕事を優先しているんだう?」
「あの人は周りの意見を聞かないで、自分一人で進めちゃう。結局あの人しかこの仕事ができなくなってしまう。」
など。

リーダーともなれば、
周りのメンバーの改善点が、見えてしまうものです。
とはいえ、これを聞くにつけ、
リーダーが自分の思い通りにならない状態に
イライラしているように感じ、
私はリーダーの気分を損ねないようにと、
毎日そわそわしていたのでした。

恐らくこのリーダーには、
「仕事は、○○○○すべき」という自分なりのルールが
とても明確だったのだと思います。
そのルールに反する状態になると、
ぼやきのボルテージがぐんと上がるのでしょう。

さて、このルール。
人によって様々ですが、
自分がイライラする状況の時に、
このルールの存在に初めて気づけます。

例えば、私の場合。
先日、久々にイラついたことがありました。
私が顧客という立場で、電話で話しをしていたときのことです。

相手の方は、仕事中で忙しかったのか、
話の途中で、被せるように言葉を返してきます。
 私 「確認なのですが、足りないというのは何が足り・・・・」
 相手「そこまではわかりません。担当者じゃないと」
 私 「その担当者の方と、お話は・・・・」
 相手「今は無理です」
とこのような感じです。
話しづらいし、最後まで話ができないので、
ないがしろにされているようにも感じ、
だんだんイライラしてきました。
相手にそれを伝えるまでもないと思い、
そのまま電話を切りました。

しかし、切ったあとも、もや~っとしたイライラ感は、
なかなか消えません。
お客様にあのような電話応対でいいのか、
顧客として注意してあげたほうが、
あの人のためになったんじゃないか、
だんだん腹もたってきました。

なぜに、こんなにイライラするのだろう?
自分の何がそうさせているのか考えてみました。
一体、何が?
そして、わかったのです。
ああ、そうか。
私は「お客様に対しては、何があっても最優先して誠心誠意に応対する」
というルールを持っているからだ、と。
このルール観にあわない状態に遭遇すると、
怒りがこみあげてくるんだな、と。
加えて、「私は正しい。あなたは間違っている」とまで
極端に感じてしまうんだな、と。

なるほど。
ここまできたら、イラつくはずです。
腹もたってくるはずです。
しかし、自分の怒り、イラつきの正体がわかれば、
それに巻き込まれることはありません。
次にとるべき行動も自分で選べるようになります。

  リーダーとして自分の感情が
    組織の課題解決力まで影響する。

負の感情が悪いわけではありません。
怒り、悲しみ、苛つき、落ち込み…。
全ての感情がわきおこってくるのを
目を背けずにちゃんと感じること。
「ああ、今、私、こんなに怒っているな」
と感じること。

そのうえで、怒りの源泉になっている、
自分が大切にしているルールに気付くこと。
そのルールがないがしろにされているから、
負の感情が起きているという、「事実」に気付くこと。

そのうえで、リーダーの役割をここで果たすために、
どう行動すべきかを考えること。
そういう心の状態だからこそ、
無理やりにでも笑顔をつくること。
声も明るいトーンで話してみること。

感情は起きてしまうものですが、
行動は自分で選べます。

周りの部下や後輩やメンバーや上司は、
そういうことができているあなたを
一目おくようにきっとなります。

リーダーとして、
まず自分の感情と付き合う術を身に着けること。
人としてもぐっと成長できるいい機会です。

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