株式会社ストーリー アイ blog 部下育成のヒント

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リーダーシップ
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お互いのことをどれくらい知っている?

2015.06.23猪俣恭子

ファッション情報誌『Ane Can』(7月号)に掲載いただきました。
間違ってもモデルではありません。(笑) 
『“今どき後輩”の育てかた』(P270~P277)のコーナーにです。
アラサ―世代の働く女性を対象に、育て上手になる方法がまとめられています。
その中の『プロに学ぶ、後輩育て』の三人の一人としての登場しました。

  ・嫌われるのを怖がるより、自分から好きになる
  ・後輩が好きな仕事の進め方を探る
  ・チャレンジしたくなる自信を育てる
  ・叱るときは、短く簡潔に。人格でなく行動を指摘する
  ・相手の話を否定せずに聞く
  ・目標を共有する
  ・NGは、会社や同僚、顧客のグチを言うこと

インタビューで話した内容から、
これらのキーワードでまとめていただきました。

ただ、インタビューの時はふれませんでしたが、
「部下・後輩育て」において一番大切なことは、
お互いにどれくらい「知りあっている」か、だと思います。
もう、それによって決まるのではないかと。

実は、興味深いエピソードがあります。
研修でのことです。
その研修は、新入社員とその指導係、
それぞれの立場の方が一緒に参加するというものでした。
目的はOJT推進の一環で、
両者の関係をさらに良くするためのもの。
40組くらいはいらっしゃいましたから、
参加者はトータルで90名近くの大人数です。

研修が始まって最初の休憩時間は、
先輩は先輩同士、新入社員は新入社員同士で静かに過ごされていました。
しかし、あるエクササイズをした後の休憩時間になると、
全く構図が変わったのです。

お互いのペア同士が仲良く、
それこそ膝をつきあわせてそのまま話し続ける様子が、
あちらこちらで見かけるようになりました。

そのエクササイズとは「お互いにインタビューしあう」というもの。
例えば次のような内容についてです。

 ・趣味 ・休日の過ごし方 ・家族 ・健康状態 ・仕事上のこだわり 
 ・過去の成功体験 ・過去の失敗や辛かったことを乗り越えた体験
 ・強み ・モチベーションが高くなるとき、低くなるとき
 ・ストレスサイン
 ・ストレス解消法 ・受けとりやすい褒められ方
 ・好む仕事の進め方 など

もちろん話したくない内容は話さなくてもいい、とお伝えしたうえでですが。
インタビューしあううちに、
実は小さなお子さんがいるとか、三人姉妹だとか、
週末は家庭菜園に凝っているとか、実家が九州だとか、
ストレス解消法は一人カラオケだとか、ロッテファンで孫の名前は「真鈴」という…など、
「えっ!」と驚くようなことが、みるみる明るみになってきます。
「そういう大変なことがあったんだね…」と
しんみりと、しみじみと聞く声もあちらこちらで聞こえてきます。

不思議なことに相手の背景がわかってくると、
当然ですが人は親近感を感じます。
近づきやすくもなります。
声もかけやすくなります。
以前は気になっていた本人の口癖が気にならなくもなってきます。
そうなってくると、相談しやすくなりますから、
ミスなどネガティブな情報も伝えやすくなります。

次第にお互いに気を遣いすぎないようになるので、
会話から新しい解決法やアイディアが生まれてくるようになります。

そういえば、私自身、過去にこんなことがありました。
「猪俣さんって、とってもしっかりしている人と思っていましたけれど、
 案外“ぬけ”ているんですね」と。
私とは一回りも違う女性の後輩は、
その日を境に、職場改善のアイディアやこれからやりたいことなどを、
以前よりも私に話すようになっていましたっけ。
彼女なりの緊張感が和らいだのかもしれません。

あなたと部下は、
お互いについて、どれくらい知りあっているでしょうか。

「育てよう」という意識を持つことは大切です。
しかしその前に、
相手があなたから「育てられてもいい」と
率直に感じてもらうための土台づくりこそ、
一番手を抜いてはいけないところではないでしょうか。

さーて、
お互いに「知り合う」時間をつくるために、
あなたは何から始めますか?

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