株式会社ストーリー アイ blog 部下育成のヒント

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リーダーシップ
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相手の「本気」と「情熱」をひきだそう!

2015.06.01猪俣恭子

コーチングや研修講師の仕事をしていて、
私がもっとも大切にしているのは、
相手の内側にある「本気」と「情熱」が
わきおこるような「場」を創ることです。
それさえあれば、
あとは「行動」なんて自ずと起こります。

だってですよ、
「今日はとてもいいお話しを聞きました。
 ○○するようにこれから頑張ります」
なんて言いながら、実際に日常生活に戻ると、
やっていないことって多くないですか?
それって、言った本人が一番がっかりするんじゃないかと。
より一層、あきらめモードに陥るんじゃないかと。
結局、何も変わらないんだって。

だから、
研修だろうがコーチングだろうが、
相手が必ずや行動できた、
という成功体験を味わってほしいと心から思っています。
そのために私ができることは・・・・
と、頭から湯気がでるほど考えます。
眉間にたてじわがすごーくできるほど考えます。
それが私の仕事だとも思っています。

さて、上司の仕事も、
そういうところにあるんじゃないでしょうか。

部下が自信がもてるように、
チャレンジしたくなるように、
成功体験を味わえるように、
そのために自分ができることは何なのか、と。
考えつくすこと。

そこまで思うのも、実は私にはこんな恥ずかしい体験がありまして。
いろんなところで語っていることですが、
研修の参加者にこんなことを言われたことがありました。

  猪俣さん、本当に研修講師の仕事やりたいの?
  僕にはそう見えなかったよ。
  研修で伝えている内容を
  猪俣さんが心底そうなんだって信じて話しているように
  僕には見えなかったけど。
  実際、どうなの?

その通り。どんぴしゃり!
他の講師がつくったコンテンツ。
背景たる概念がいまだ自分のものにならず、
予定どおりに滞りなくつつがなく終わることに
集中した二日間。
私の脳のスクリーンには、
次に何を話すかのシナリオが映し出されるばかり。
受講者が、今、何を感じ、何を考え、
何にリスクを感じ、でもどうしたいと思っているのか、
それらを察知するゆとりもなく。
結局、今、目の前にいる人たちとの対話ではなく、
自分の頭の中のシナリオと対話していたんですね。
言い換えれば、
自分が講師としていかにかっこよく、
体裁よくできているか、にしか関心がいっていませんでした。
それを見事にその方からご指摘いただいたのです。

言葉ではどんなきれいごとを言っていても、
表情と態度でどんなにつくろっていても、
相手はこちらの本心なんて全てお見通し。
それをぴしゃりと教えていただいたのでした。

あなたのため、と言っていながら、
本当に相手のためなのか、
それとも自分を守るためなのか。

その問いを上司である自分に
常に問い続けることは、とても意味あることと思います。
もしもその答えが
「自分がいい評価を得るため」
「自分が今ある状態から楽になるため」
であるならば、
その瞬間、「部下がよりよくなるために」と
心の中で言い換えてみたらいかがでしょうか。
そう言い換えたうえで、
指示する、命令する、叱責する、
時には感情的になって怒る、要望する、相手の話を聞く…。

そういう上司を見て、
部下は自分も変わらなければ、と
必ず思うはずです。
自分も本気になって、
情熱をもってこの仕事をやり遂げたい、
そこまで思えるようになるはずです。

あなたといると、
何故か「本気」になってしまう、
気付いたら「情熱」をもって仕事をしていた…。
そんなふうに部下から言われちゃう、
そんなあなたになりますように。

という言葉をはなむけに。
今日から6月。
一年間の折り返し地点に入りました。
前半の総仕上げとして、
そしてこの後半の6ヶ月間がさらによりよくなるように、
これからの課題(伸び代)が見つかる
素敵な30日間でありますように!

今、このときからが新たなスタートです。

◆◆◆◆◆

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